【Beaconマニア - EP1】Beaconってなに?

こんばんは、秋山と申します。

僕は主にBeaconについての記事を書いていく予定です。

 

さて、近年よく耳にするBeaconという単語。

皆様の会社でも「マーケティングにBeaconを活用していこう」とか、「Beaconを使ったサービスを展開していこう」というような話題が挙がることもあるのではないでしょうか?

 

2016年はLINE株式会社様が「LINE Beacon」を開始するなど、日本においてBeaconを用いたサービスが続々と出てくることが予想されます。

 

この「Beacon戦国時代」とでもいうような動きの中で、僕も含めた多くの人達が、Beaconの技術を適切に自社のマーケティングやサービスに活用できることを願い、その小さな手助けとなるべく、このブログを日々更新していきたいと思います。

 

さて今回はその第1回ということで、「そもそもBeaconってなんなの?」という基本中の基本から確認していきたいと思います。

 

「Beacon」という単語をWikipediaで検索すると、一文目には次のように書いてあります。

ビーコン: Beacon)とは、原義は狼煙篝火といった位置と情報を伴った伝達手段のことであるが、21世紀初頭に於いては主に「無線標識」を指す。

 

本来は位置を筆頭とした情報を伝える手段(機器)のことを、Beaconと言うんですね。 

Beaconと呼ばれる類のものを探すと、以下のようなものが出てきます。

 

VICS

・光ビーコン

・雪崩ビーコン

WEBビーコン

・iBeacon

 

上記はあくまで一例ですが、Beaconとひとくくりで言っても様々な種類があることが分かります。

ですが、当ブログではこの中の一つしか取り扱わない予定です。

それが、iBeaconです。

 

今サービスやマーケティングにおいて「Beaconを活用しよう」と言っているIT企業の方であれば、それは十中八九iBeaconをことを指していると思います。

※今後、当ブログでBeaconと表現しているものは基本的にiBeaconを示していると思って下さい。

 

さて今度はそのiBeaconについて、はてなキーワードで調べると次のように書かれています。

新興企業Estimote社が開発した、Beaconという名のセンサーを利用した近距離無線通信技術(IPS)。

概要

 

Bluetooth Smart」として知られている「Bluetooth Low Energy(LE)」を用いた省電力なビーコンを店舗に設置し、スマートフォンに対応アプリインストールしてビーコンに近づくだけでアプリが反応するというもの*1

設置されている店舗に入ると、自分が探しているものやセール中のものなどの情報を受け取ることができ、また財布やカードを取り出さなくても支払いを行うことができるとされる。

 
この概要から読み取れる通り、iBeaconを用いたソリューションを展開していくには、
発信側のBeacon端末とBeacon端末からの受信に対応したスマートフォンアプリの2つが必要です。
 
つまり、より効果的にBeaconを活用していくためには、Beacon端末の仕組みや特性を知り、それらをどのようにソリューションに落とし込めていくかということを考えることも必要ですし、Beaconの技術を無駄にしないアプリ(サービス)を設計していくことも必要となってきます。
 
そういったことを考えていくための手助けになるような記事を、今後当ブログで書いていければと思っております。
 
今回はBeaconの簡単な紹介しか書いておりませんが、ここらへんで失礼したいと思います。
次回は、Beaconの技術的な仕組みについて触れていく予定です。
 
それでは次回の更新をお待ち下さい。
ありがとうございました。